会計専門家のためのBusiness Design Accountant養成講座
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デザインとは何か?
デザインというと皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか。
きれいにデザインされた洋服、デザインが美しいウェブサイト、設計デザインの上手な建築家など、見た目で捉えることができる意匠の美しさをデザインと思われる方が圧倒的に多いかと思います。
もちろん、デザインにはそういった意匠の美しさという意味もあるのですが、それはデザインのほんの一部であって、本質ではないのですね。
デザインの定義には素晴らしいものがたくさんあるのですが、その中でも私が気に入っている定義をご紹介します。
まずは、著名な日系人デザイナーのジョン・マエダ氏の定義です。
〝デザインとは問題への解決策であり、アートは問題への問いかけである。”
次に、著名なグラフィックデザイナーである原研哉氏の定義です。
〝デザインとは、技能ではなく、モノゴトの本質を掴む感性と洞察力である。”
他にも素晴らしい定義をしていらっしゃる方はたくさんいらっしゃいますが、会計専門家が目指すべき姿からのデザインの定義はこの2つに集約されていると思うのです。
この2人の方々の定義をいいとこどりさせていただくと、
〝デザインとは、モノゴトの本質を掴む感性と洞察力であり、問題への解決策を提示するものである。”
この定義からもわかるように、何もきれいなワンピースやクールな電子機器をデザインすることが、デザイナーの役割ではないのです。
クライアントの直面している問題を認知し、課題を適切に設定し、その課題の本質を掴み、解決策を提示し、その上で実際にクライアントの問題が解消できれば、グラフィックデザインができなくても、ウェブデザインができなくても、あなたは立派なデザイナー足り得るのです。
会計専門家がデザイナーになれる時代
経営者の一番身近な専門家である会計専門家に、これからの時代に求められる資質は、クライアントの抱える問題についての課題を設定し、その課題を解決する能力です。
それは、まさに「デザイナーとしての会計専門家」という新たなポジションを作り上げることに他なりません。
そんなビジネス・デザインができる会計専門家、すなわち「ビジネス・デザイン・アカウンタント」を世の中に多く輩出できれば、世界は格段に良くなるはずですね。
さあ、この講座での学びを通じて一緒にビジネス・デザイン・アカウンタントを目指しませんか?
本講座の対象者
クラインアント様のビジネスを良くすることを通じて、世界をより良い場所にすることにご賛同いただける税理士・会計士・弁護士・司法書士・行政書士・中小企業診断士等の先生方、またそういった先生方の下で働くスタッフの皆さま、さらには自分のビジネスの壁を打ち破りたい経営者の方を対象としております。